Pickles Frameworkとは?
Pickles Frameworkは、Tomoya Koyanagiが開発したPHP用のフレームワークです。このサイト、pxtも、Pickles Frameworkを基板として構築されています。
Pickles Framework の特長
そもそもの始まりは、私がウェブデザイン、コーディングを仕事にしていた頃に感じていた、「手作業によるムダ」を省けないかと考えたのが、開発のきっかけでした。もともと、フレームワークを開発しているつもりはなく、どちらかといえば、ソースベース(管理画面を持たない)のCMS(コンテンツマネジメントシステム)を作っている感覚でいました。そのため、ウェブサイトの階層構造やデザイン要素やコンテンツの、効率的な管理が得意な設計になっていると思います。
当初、プログラミングそのものの経験がまったくなかった頃に、勉強がてら開発していました(最初のソースはPerlで書いていました)。その後、いろいろと勉強を重ね、PHPに移植し、オブジェクト指向的な要素を取り入れ、現在の形になっています。
デザイナ視点からスタートしたフレームワーク
Pickles Framework は、ウェブサイトの構成やデザインのコントロールを効率化する目的で開発され、その後、システム開発面での機能追加が徐々に加えられ、いわゆる「フレームワーク」へ向かって発展しました。
おそらくこれは、普通のフレームワークとは逆の進化です。その意味で、Pickles Framework は、既存のフレームワークとは一味違った使い勝手を持っていると思います。
クライアント端末を選ばない
Pickles Framework は、クライアント端末の種類に応じて最適なデザインのソースを出し分けます。もちろん、これは柔軟にカスタマイズすることができます。
ワンソースから出力し分ける
クライアント端末によって出力されるソースは、1つのコンテンツソースを元にします。どのような端末からのアクセスでも、ある程度の閲覧性を確保できます。
手軽な衣替え
デザインの現場で、「トーン&マナー」と呼ばれる、デザインの基本的な指針のような概念を、Pickles Framework では「テーマ」と呼んで、コンテンツと区別して管理します。これにより、サイトデザインの表情をガラリと切り替えるような、ドラスティックな変更を比較的手軽に実現することができます。
コンテンツツリーの柔軟な組み換え
サイトのコンテンツツリーは、つまり、サイトの構成図にあたり、デザインにとっても重要な要素です。Pickles Framework は、コンテンツツリーをCSVファイルで一元管理します。ある程度作りこんだ後でのサイトマップの変更も、比較的容易に実施できます。
これらの機能が提供する、コンテンツやデザインの管理の柔軟性は、これまでウォーターフォール型になりがちだった、ウェブサイトのデザイン、構築手法から、アジャイル型のプロセスへと移行することを可能にします。
Pickles Frameworkのドキュメントサイト「Pickles Project」
Pickles Frameworkの仕様や使い方の説明を記載したドキュメントサイト「Pickles Project」を開設しました。Pickles Framework のソースコード(セットアップツール)も、同サイトのダウンロードページから入手できます。
是非お立ち寄りください。