"競争原理" と "相対評価" のシステムは、私たちがモノゴコロついたときには、少なくとも、小学校に入学した時点では、すでに世界を支配するルールでした。 このシステムは人類文明の発展に大きく貢献してきたと考える人がいる一方で、疑問や不満を抱えている人も多くいるようです。(わたしもそのうちの一人) しかし、疑問はあっても、どこに問題があるのか? どうやったらそれを解決できるのか? 他のよりよいシステムはないのか? となると、なかなか取っ掛かりがつかめない難しい問題。 このメモは、この問題に関する議論や考えを進める中で見つけた気づきや観点、事実などを集めたものです。 新しい気付きがあれば加筆修正していきたいと思います。
わたしは、クリエイティブが多分得意な会社の、クリエイティブと名のつくセクションで働いています。そこでわたしがやっている仕事は、多分クリエイティブな仕事です。そうなはずです。 ということは、わたしたちのクライアントは、わたしたちにクリエイティブなサービスを期待しているはずだし、クリエイティブであることにお金を払ってくれているんだと思います。そうでなければ、何かがおかしいのです。 なので、わたしたちは常に、十分にクリエイティブでなければいけません。でも、本当にクリエイティブなのかと問われると・・・??? はて、どんな条件を満たしていたらクリエイティブだと胸を張って言えるのでしょう?? 自分の仕事に対する誇りと深い理解を得んがため、今回は「クリエイティビティ(=創造性)とは何か?」その本質について考えてみたいと思います。
【TensorFlow】Mac OSX El Capitan で TensorFlow に入門してみる
今回は、人工知能関連のテーマです。 Google の機械学習フレームワーク TensorFlow に触れてみようと思います。
一度 Kindle版の電子書籍で読んだ本を、紙の本で買い直そうとしている話
電子書籍って、便利ですよね。 わたしは Amazon の Kindle Paperwhite (のちょっと古いやつ)を持っていまして、最近はもっぱら 紙の本より Kindle版 を選択して買うようになりました。 Kindle を買う前は、紙の本といろいろ比べては、使いづらそう、読みづらそうなどと、やっぱり抵抗がありまして。でも実際に使ってみると、いいですねコレ。小さくて軽いし、大量の書籍を一度に持ち運べるし、電池も1回充電すればかなり長い間もつし、バックライトを消せば長時間読んでいても目が疲れません。最近マンガも買ってみたのですけど、想像以上にストレスなく快適に読めまして、電子書籍ライフに十分満足してます。 そんなことで、読書はすっかり電子書籍になっている私ですが、近頃は一度 Kindle版で読んだ本を、紙の本で買い直そうかと思うようになりました。
【社会科】長崎原爆資料館の見学に行ってきた。小5女子は何を受け取ったか?
先日、シルバーウィークと次の週末をつなげた9日間を利用し、西日本をクルマで九州最南端まで行くという旅をしてきました。小学校5年生の娘を連れた2人旅です。 この途中、広島と長崎の平和公園を、長崎では原爆資料館も見学してきました。 資料館にならぶ原爆投下後の焼け野原を記録した写真。大人の私は、戦争は悲惨なことであり二度と繰り返してはならない、などと改めて確認するわけですが、小5女子はややグロッキーな様子。彼女はそこから、何を受け取ったでしょう。
ちょっと前に、作った資料ですが、いろいろあってお披露目の機会を逸してしまったものです。せっかく作ったのにもったいないから、公開します。 シンギュラリティ(テクノロジカル・シンギュラリティ、日本語では技術的特異点と訳される)とは、『コンピューターの知性の総和が、人間の知性の総和を超える時』と説明されています。 科学者で未来学者の レイ・カーツワイル は、シンギュラリティが、2045年にやってくると予測しました。 2045年といえば、これを書いている私もまだまだ現役のはず。そう遠い未来の話でもなさそうです。 この資料は、シンギュラリティについて、ネットを探し回る範囲で知り得るだけの情報から、いくつかの すでに起きた事実と、これから起きるであろう予測 を選んでまとめてみたものです。
考察:"豊かさ" とは何か? - What's YUTAKA?
より、豊かになりたい。 豊かさは、社会のレベルにおいても、個人のレベルにおいても、古今東西を問わず普遍的なテーマであると言って異論のある人はいないでしょう。 戦後の高度経済成長を経て、十分に豊かになったはずの日本。しかし、なお豊かさが普遍的なテーマであり続ける背景には、どこか豊かさを実感しきれていないような、もやもやした雰囲気があるのではないでしょうか。 私たちは、本当に十分に豊かなのでしょうか? 私たちは、さらに豊かになることはできるのでしょうか? どうしたら、より豊かになることができるのでしょうか? ということで、そんな普遍的なテーマである「豊かさとは何か?」について考えてみました。
社会が、ヒーローを求めています。 ヒーローが現れない事を憂いています。 ヒーローが現れるには、何が必要でしょうか?
今回は、「差別」に関する問題について考えてみたいと思います。 日本に住んでいると、あまり実感する機会は多くないかも知れません。なので、世界で起きている大きな(そして遠い)問題に感じられるかもしれませんが、実はだいぶ身近なところでも差別は起きていて、もしかしたら、そうとは知らず、あなたも差別を行っている可能性もあるという、複雑な問題です。 今回立てた仮説は、「差別」は人間を「分類」することから始まる です。裏返せば、「分類をやめれば差別を是正することができる」可能性があります。また、「平等とは、分類されていない状態のこと」と定義することもできるかもしれません。 この仮説のもとに、いくつかの差別の例をとりあげ、「分類」することをやめることで、差別をなくすことができるか、思考実験してみたいと思います。
近年のウェブのモダンといわれている開発環境では、コマンドラインのツールが主流になってきています。 コマンドラインというのは、マウスやグラフィカルなUIを使わず、キーボードとテキスト入力だけでコンピューターを操作するUI、いわゆる "黒い画面" です。 慣れていないと、ついそっと閉じるボタンを押したくなりますよね。 だけど、慣れてくると、マウス操作をするよりも、いろんなことが簡単にできるようになって、より効率的にパソコンを操作することができるようになります。 まずは "黒い画面" に 慣れる ことがだいじ! ということで、1時間でざっくりコマンドラインの操作に慣れる練習メニューを考えてみました。