公開日: 2009年01月10日(Sat)
2008年6月23日放送のカンブリア宮殿、もう半年も前の録画だが今頃観た。主人公は、KEN OKUYAMA DESIGN の 奥山 清行。イタリア人以外で唯一フェラーリをデザインした人。
番組中でビビっときた偉人の言葉をいくつかメモする。
キビシイ人だ。偉人はみなたいていキビシイ。やっぱり、自分などつま先の爪の垢程度のもんなんだな、ということを、テレビで話を聞いただけなのに思い知らされる。まだまだ全然頑張り足りてないな、と。
話の中に、「補助金が日本の地場産業をダメにした」というのもあった。
腰痛になったとして、コルセットをはめるのは簡単だ。だけど、ずっとコルセットをはめっ放しでは、腰痛はむしろ悪くなる。
ニッポンには、補助金というコルセットがある。補助金が悪いわけじゃないけど、3年以上続けてはいけないと思う。補助金は先行投資であって、それで新しいビジネスを始めて次へ繋げていって、あるいは職人さんを育てて、新しい技術を開発して。そして、早く自分の足で立つようにならないといけない。
もっともな話ではあるが、やっぱキビシイ人だ。つまり、親のスネかじって、それに甘えていてはいつまでも自立できない、と言っているのだろう。中小企業はバタバタ倒産するし、派遣村に職を失った派遣社員が押し寄せている中で、たとえば派遣村を「甘え」と言ってしまえばそうなんだろうけど、だからって単純に見捨てればいいかというと、そういう簡単な話でもなかろうと思う。
だけど、この奥山さんの手にかかればできちゃうわけだ。この人は偉人だ。少なくても、あきらめる前に、この偉人の言に学ぶべきことは多いんじゃないか。
偉人は他にも沢山いる。僕らは、もっと沢山勉強しなければいけないし、いくらでも勉強できるはずだ。
公開日: 2009年01月10日(Sat)