Web1.0を完成させるべし。

ウェブ屋さんとして、2008年の目標というか、テーマがあったんだけど、なんかうっかりこのブログで取り上げなかったみたい。もう過ぎた話ではあるが、ちょっと触れてみようと思う。

ぼくの2008年のテーマはズバリ、『Web1.0を完成させる』

まぁ、中途半端で達成できてないんで、2009年もこれで行くわけですが。

世の中はいつも新しいものが好きで、革新的な英雄たちは、常に新しい技術やトレンドを創出しようと躍起になっているようだ。AJAXやらリッチ・ウェブ・アプリケーションやら、WebAPIだのクラウドコンピューティングだのと、いわゆるWeb2.0的な世界をどんどん拡張して、さっさとWeb3.0を作ってしまおうぜ、とでも言わんばかり。

新しい世界を開拓していくことはすばらしいことだとは思うが、しかし、基本がちゃんとできてないじゃないか。

W3Cのウェブ標準に則った、最もベーシックで汎用的なウェブサイトを、ちゃんと実装できてる人たちは少ない。つまり、Web1.0はまだ未完成だと思う。

基本をおろそかにして、ただ次へ進んでもいいことなんてないヨ。

ということで、Web1.0はどうなったら完成なんだろうか? ということを、改めて考えてみた。

  • ユニバーサルデザインを実現すること
  • ウェブコンテンツのユビキタス化を実現すること
  • 更新性に優れていること

それぞれ詳しいことについては、マインドマップをコチラに。ざっと殴り書いたものなので、過不足不正確などあるかも知れませんが。

マインドマップを表示します。表示されない場合は、JavaScriptがオフになっていたり、Flash Player がインストールされていないなどの可能性があります。 powered by [FreeMind Flash Browser] and [FreeMind]. [Download mindmap]

要するにウェブ標準を守って、いつでもどこでも誰にでもアクセスできるコンテンツをちゃんと配信しましょうよ。っていうこと。

それぞれ実現できないのには、様々な理由があると思うが、少なくても、ウォーターフォール型の開発プロセスと決別しない限りは、どの項目も本質的な実現は難しいんじゃないかと思う。

ウォーターフォールはウェブには向いてない。

PxFW をうまく使ったりして、プロジェクトをアジャイル型で進行する方法を確立することが、まさに Web1.0 完成への第一歩だと信じてやまない。


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コヤナギ トモヤ

まったりウェブ系コーダーしてます。PHP製静的CMS Pickles 2 を開発しています。

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