脳の活動パターンから「空間記憶の読み取り」に成功 (WiredVision)

WiredVisionから、『脳の活動パターンから「空間記憶の読み取り」に成功』の話題。被験者の脳のfMRIイメージから、空間記憶を読み取ることに成功した という。

BCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェイス)のネタに通じる話題だと思ったんで、取り上げてみた。

主旨とは多少ポイントがズレているかも知れないが、文中で特に気になった箇所を幾つかメモしてみる。

脳から記憶をじかに取り出せる日が来るのはまだ遠い先の話だが、この研究成果は、アルツハイマー病やその他の認知症の研究に新たな道が開ける可能性を示唆している。

こういった新しい技術を正しく使って、病気の治療や予防ができればすばらしい。

重要なのは、「正しく使う」ということで、悪用すればいろいろひどいことが起きる。どんな技術でもそうだけど、気をつけてないとアブナイ。

先行研究(PDF)では、迷路のようなロンドンの道を何年も行き来することにより、運転手たちの海馬が特別に発達していることが確認されていた。

ということは、脳は使い方によって発達の仕方が違うってことが言えそうだ。裏を返せば、使っていなければ発達しないってことだ。

考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ・・・。

今回の研究と同様のものとして、脳の視覚野の活動パターンから視覚記憶を再現(日本語版記事)してみせた先行研究が存在する。それでも、本格的な「心を読み取る」技術が開発されるのは数十年も先の話だと、今回の研究論文を執筆した1人で、ロンドンを拠点に人工知能を研究するDemis Hassabis氏は述べている。

たった数十年で心を読み取れるようになっちゃうんですかっ!?

それまでに、準備しておかなきゃならないんすね。心を読み取る技術の正しい使い方や、悪用を防止する方法を。

短いなぁ~。短いよ、数十年。

考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ考えなきゃ・・・。

下記は過去の関連記事。


あと、ついでに便乗して・・・。

同じくWiredVisionから『無人バイクと二足歩行ロボット:現実化する『ターミネーター』の世界』。

すでにめちゃめちゃ有名な、米軍の四足歩行ロバ型ロボ『BigDog』を作った米Boston Dynamics社が開発した、人型二足歩行ロボだって。アシモ危うし!?

BigDogについて、動画で紹介されてる記事がある。

改めて、すごいコレ。

そのパロディ。

・・・要するに、コレを載せたかったダケっす。


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