公開日: 2010年02月17日(Wed)
競馬場で馬券を買ったとして、勝つか負けるかは時の運。勝敗は偶然によって決まる。
カジノのルーレットで赤に賭けたとして、勝つか負けるかは時の運。勝敗はやはり偶然によって決まる。
人の「勝つ」という意思が、わずかだがこの偶然を起こりやすくしている。
馬券もルーレットも、「勝つ」という意思が「賭ける」という行動を引き起こす。賭けなければ勝率は0%。賭ければ、ほんのわずかだけれども勝つ可能性が生まれる。
偶然というのは確率の問題だ。100%でないものはすべて偶然と呼べる。そして、人は意図的に確率を変化させられる。つまり、意思は偶然をコントロールできるというわけだ。
「生命の進化は偶然起こるものであり、そこに意思は関係しない」といわれるが、本当にそうだろうか。
突然変異は偶然起こることだとしても、その確率を意図的に制御することは可能なんじゃないか。生命は、そうしてきたんじゃないのか。
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公開日: 2010年02月17日(Wed)