公開日: 2010年05月10日(Mon)
大昔、我々の遠い遠いご先祖様が海から陸へ上がったのは、陸上が海中よりも楽しそうだったからではない。
おそらく、海中に恐ろしく強力な天敵が現れたとか、食べ物が減って食えなくなったとか、そういう理由で、仕方なく上陸したのだろう。
当時の彼らは、お魚のような姿をしていたはずで、陸上の環境に適応するのに、とんでもなく苦労したに違いない。
それでも上陸せざるを得なかった。
ここ数年、インターネットが現れるやいなや急激な進歩を遂げ、情報が洪水のように流れるようになった。押し寄せる洪水をさばききれなくて溺れてしまっている人、たくさんいるんじゃないだろうか。僕もそうだけど。
「溺れたくないならネットなんか使わなければいい」と言う人もいるが、そういうわけにはなかなか行かないのが現実だろう。情報から隔離されば、情報社会を生き抜くことはできない。望むと望まざるとに関わらず、情報処理競争に巻き込まれることになる。
情報の洪水は、もう誰にも止められない。泳ぎ切るか、溺れるか。我々には二択しかないのだ。
情報過多は避けられない。
今よりももっともっと上手く情報を選別できるシステムが必要だ。あと、21世紀の最重要ビジネススキルは『速読』だな。
遅れ馳せながら、最近ツイッター始めてみた。調子に乗ってたくさんフォローしてみたりするんだけど、流れる情報が多すぎて、とても全部は読みきれない。
気がつけば、ほぼ一日中ひたすら誰かのつぶやきを追っている。RSSリーダーには何千件という未読の山ができている。Amazonから届いて封も開けていない書籍も、いくつか積まれている。
どうやって情報を選別するか、コツをつかむまで、まだまだ時間がかかりそうだ。
簡単です。ものすごい勢いで消化すればいいのです。とにかく開封!開封!着手!ただものすごい勢いでやってください。自分を興奮状態にもっていくのです。
>ぴろぴろ さん
ものすごい勢いでやってみます。
でも、病気になりそうな気がします。
公開日: 2010年05月10日(Mon)