公開日: 2011年09月13日(Tue)
そろそろ Ruby やら Ruby on Rails やらやっとかないとな。ということで、Rubyに入門してみることにした。
意外にいろいろ躓いたので、乱暴なメモ的なエントリになってしまったけど、あしからず。
環境は、いつもの VMware × Ubuntu 8.04の使い捨て環境。こちらのサイトによると、情報教育システムの Linux 環境には Ruby がすでにインストールされています
とあるが、この Ubuntu 8.04 の環境には Ruby はプリインストールされていないようなので、apt-get
でインストールした。
$ sudo apt-get install ruby
まずは、コマンドラインで Hello World! スクリプトを実行してみる。
$ vi test.vi
print "Hello World!!\n";
$ ruby test.vi
Hello World!!
$
とりあえず、Hello World できた。
まず、eRubyという、HTMLにRubyスクリプトを埋め込んで記述できるコマンドをインストールしておく。この手順では、最終的に、Apache経由で eRuby が呼ばれるようにする。
$ sudo apt-get install eruby
それから、Apacheのインストール。
$ sudo apt-get install apache2
次に、Apacheモジュール版の Ruby "mod_ruby" をインストール。
$ sudo apt-get install libapache2-mod-ruby
これだけだとまだ動かない。Apacheの設定ファイルをいじる必要がある。
mod_ruby をインストールしたときに生成される /etc/apache2/mods-enabled/ruby.load
という設定ファイルがあるので、ここにいくらか追記する。
$ sudo vi /etc/apache2/mods-enabled/ruby.load
下記のようにした。
LoadModule ruby_module /usr/lib/apache2/modules/mod_ruby.so
<IfModule mod_ruby.c>
<Directory /var/www>
Options +ExecCGI
</Directory>
RubyRequire apache/eruby-run
<Files *.erb>
SetHandler ruby-object
RubyHandler Apache::ERubyRun.instance
</Files>
</IfModule>
この記述は、ドキュメントルートが /var/www
で、eRubyを動かす拡張子を *.erb
にするものとして書いている。環境に合わせて適宜変更が必要。
/etc/apache2/apache2.conf
に設定ファイル(httpd.conf
に相当する)がある。
そしたら、Apacheを再起動。
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
次に、ドキュメントルート /var/www
の下に、拡張子 test.erb
を作ってみる。
$ cd /var/www/
$ sudo vi./test.erb
内容は次のような感じ。
<% ERuby.charset = "UTF-8"; %>
<html>
<head><title>Hello World!</title></head>
<body>
<%
print "Hello World!!";
%>
</body>
</html>
Apache経由で動かしてみる前に、erubyコマンドに通して実装を確認してみる。
$ eruby ./test.erb
次のように出力されたら正解。
<html>
<head><title>Hello World!</title></head>
<body>
Hello World!!
</body>
</html>
そしたら、ブラウザでアクセスしてみる。
上記と同じソースが出力されたら、成功。
ふぅ・・・。
さて、実行環境はとりあえず整ったようなので、早速基本文法に慣れてみよう・・・と思ったのだけど、ここまででいっぱい躓いて疲れてしまったので、文法についてはいろいろ実装してみながら追々・・・ってことにしちゃう。(汗)
Ruby 入門 を見れば、なんか基本的な文法などは一通りわかりそうな雰囲気。実装してみながらちょっとずつお世話になります。
なので、次はもう Ruby on Rails の門を叩いてみようかと。
なんか、大変なところから始めてらっしゃるようなw
> ytesaki さん
ですよねw その後いろいろ調べながら、同じように感じていますww
Rails からはじめればよかった。
公開日: 2011年09月13日(Tue)