公開日: 2015年05月21日(Thu)
ちょっと前に、作った資料ですが、いろいろあってお披露目の機会を逸してしまったものです。せっかく作ったのにもったいないから、公開します。
シンギュラリティ(テクノロジカル・シンギュラリティ、日本語では技術的特異点と訳される)とは、『コンピューターの知性の総和が、人間の知性の総和を超える時』と説明されています。
科学者で未来学者の レイ・カーツワイル は、シンギュラリティが、2045年にやってくると予測しました。
2045年といえば、これを書いている私もまだまだ現役のはず。そう遠い未来の話でもなさそうです。
この資料は、シンギュラリティについて、ネットを探し回る範囲で知り得るだけの情報から、いくつかの すでに起きた事実と、これから起きるであろう予測 を選んでまとめてみたものです。
ここに載っている情報以外にも、検索すればたくさんの情報が見つかります。興味のある方は、「シンギュラリティ」「人工知能」「ディープラーニング」「ロボット」などのキーワードで検索してみてください。日本語の記事だけでも、かなりの、にわかに信じがたいような未来的な事実がたくさん見つかるはずです。
それらはもう、ただのSFではない、フィクションではない、近い将来に実際に起こるだろう現実味を帯びている、そう感じさせられます。
「先進国の労働の80%は、人工知能で置き換えが可能である」という人がいます。ウェブのアクセス解析もまもなく人工知能の領域になりそうです。 最後まで人間に残された領域だと言われてきたクリエイティブに関する仕事にも、徐々に人工知能が入り込みつつあります。ほかにも、弁護士の9割は失業すると考えている人もいるようです。
きっとこの記事を読んでいるみなさんの多くも、無関係でいられない人の1人ではないでしょうか。
人工知能は労働を奪うのか? それとも、人間を労働から解放してくれるのか?
そんな未来が来るかもしれないし、来ないかもしれません。が、本当に来るかもしれない。どうも来そうな感じがします。
そろそろ、このノンフィクションに、真剣に向き合いはじめるべきなのではないか、と思うわけです。
そう、思いませんか?
公開日: 2015年05月21日(Thu)