公開日: 2007年11月29日(Thu)
ウェブサイトのグローバルメニューは、多すぎれば自分の探し物がどれなのか見つけにくくなるし、少なすぎればサイトの階層は深くなり、ナビゲーション機能としての存在意義が揺らぐ。では、多すぎず少なすぎないちょうどいいメニューの数はいくつくらいなのか。
どうやら、7つが適当だと言われている。
根拠は、ユーザテストらしい。たくさんのテストユーザ(一般の人)に、ウェブサイトを触ってもらって、その動きを観察したり、アンケートをしたりするテスト方法なのだが、4個とか5個とかよりも、10個とか12個とかよりも、7個で構成されたメニュー配置のデザインの場合に、テストユーザはメニューを最も多く記憶できた、ということらしい。
ウェブデザインだけでなくて、もっと古い時代のコンピュータのインターフェイスでも、やはり7つと言われている。という話も聞いた。
ただし、無理やり7つにこだわるべき、ということではない。5つしかないなら、5つでもいいし、どうしても9つ必要なら、9つにするべきだ。7つを中心に5~9つくらいを目安にすればいいだろう。
メニュー数がもしも30個になってしまうようならどうしたらいいか。
などを検討してみたらいい。上手い分類を考えて再編し、グローバルメニューを5~9個に近づける努力をしてみる。30個もメニューがあれば(30個は大げさだが)、およそ間違いなくシェイプアップできるはずだ。
しかし、それでもどうしてもムリだったならば、いっそ、最適なメニュー数などという些細なこだわりは捨ててしまうことだ。どうしてもムリだということは、その30個には、30個でなければならない絶対的な理由があるのだから。
公開日: 2007年11月29日(Thu)