公開日: 2007年12月31日(Mon)
エンガジェットの記事「Optimus Tactus タッチディスプレイ キーボード」より。
私のキーボードの「F」と「J」には、ちょっとした出っ張りがついていて、これを両手の人差し指で確認することで、キーボードを見なくてもキーの位置を把握することができる。おそらく既存の殆ど全てのキーボードに、何かしらの同様の目印がついていて、ユーザはこれを頼りにブラインドタッチができるようになっている。今回のタッチディスプレイキーボードでは、キーは存在せず、まったいらということなので、ブラインドタッチはしづらそうだ。
私ならこれをキーボードとしては使わない。しかし、もしも、このキーボードに表示するキーを勝手に作れるなら(大きさも形も、操作した時の動きも自由自在なら)、入力インターフェイスとしての幅は格段に上がり、面白い道具になるかもしれない。
たとえばこんな使い方はどうだろう。
タッチパネルのPCで、お絵かきツールを動かす。もちろん右手にペン(スタイラス)を持って、タッチパネル上でお絵かきをするわけだが、それでも実際のお絵かきとは使用感がずいぶん違う。たとえば、実際のお絵かきの現場では、ブラシや筆やパレットは、カンヴァスと一体化していない。どうしても画面上をいっぱいに使って描けないので、窮屈さを感じてしまう。
そこでこのキーボードを左手に持つ。このキーボードに表示するメニューは、もちろんカラーパレット。絵の具をカラーパレットに出して、スタイラスで少しずつ混ぜて、そのままPCのスクリーンをタッチすると、その微妙に混ざった色がカンヴァスに載る。かなり、「お絵かき」に近づく。
こうすれば、メインモニター上に余計なメニューやらツールバーを配置することなく、スクリーン全体をカンヴァスに見立てて描くことができる。もちろん、サブキーボードとしてPCに接続する前提で、メインのキーボード(普通のやつ)が別に要ることにはなるが。
まだコンセプト段階らしく、本当にこんなキーボードができるのかどうかわからないが、期待して待ってみる。メーカーはArt. Lebedev Studioというところらしい。
ちなみに、マックでもMacタブレット ModBookという記事があったので、メモしとく。
クリスマスから約1週間(=5営業日)ほど、体調崩して寝込みました。だらだらと37.5~39.0くらいの波のある緩い発熱が続き、堰、頭痛。インフルエンザじゃなかったようで幸いですが、風邪がしぶといのか、おいらが弱いのか・・・、長引いた。皆さん、お気をつけください。
よい年末を。
公開日: 2007年12月31日(Mon)