神様のような父でありたい。

この間、たけしの日本教育白書という特番の第4回(2008年11月22日放送)。「理想の親子関係はどんな関係か?」というアンケートで、子供も親も「友達のような関係」と言う意見が多数派ということだった。

友達っていうのでもいいのかも知れないけど、なんとなく自分は違うなと思う。じゃぁ、僕の理想の親子関係は?と考えてみると、「神様のようなオヤジ」になりたいのじゃないかな、と思う。

もちろん、絶対的な権力で家庭の頂点に君臨して、気に入らないことがあったらすぐさまイカヅチの制裁を繰り出すような絶対君主的なイメージの「神様」とは全然違う。

  • まずは、ルールであること。倫理とか道徳とか、基本的なルールを定める役割は父の担うべき事柄だと思う。それから、ルールを定めたら、実際にそのとおりに生きて、その姿を見せないといけない。
  • それから、空気のようであること。普段はほとんど存在感はなくていい。お母さんに任せる。神様はめったに人前に姿を現さない。ちょっと言いたいことがあれば、神官を通じてお告げを伝える。普段はそれでいい。
  • だけど、実はちゃんと見ているということ。空気はいつどこにいても、それを意識することはないけれども、必ず身の回りに存在するもの。それくらい透明な存在感で、気づかれなくてもよく見ていて、よいことも悪いこともちゃんと知っていてあげなければいけない。神様は何でも知っている。そして、ここぞというときに現れて、ありがたい言葉を告げたり、制裁を加えたりする。ビシィッと。
  • それから、よき相談役であること。神様は心の中にいる。だから意外と一番なんでも話せる相手だったりするのかも知れない。迷える子羊の相談に乗るのももちろんいいし、悪いことをしちゃったときには子供が進んで懺悔しにくるような、それくらいいろいろ相談してもらいたい。

という、まぁ、こんな父親を目指してみようかな、と。やさしいんだけど、甘いわけじゃなくて、存在感は薄いんだけど、ちゃんと導いてあげている、みたいな。

どうだろう。難度が高いな。


プロフィール

コヤナギ トモヤ

まったりウェブ系コーダーしてます。PHP製静的CMS Pickles 2 を開発しています。

RSSフィード

  • このサイトは、 コヤナギ トモヤ の個人サイトです。
  • 個人的な主張や、活動の記録などを掲載しています。 所属する企業、団体、その他の意見や立場を代表するものではありません。
  • 掲載された内容は古くなっている可能性があります。 特に古い記事では、現在の筆者の考えと異なる主張をしていることがありますが、記録としてそのまま残しております。 予めご了承ください。
ページの先頭へ戻る