公開日: 2009年01月20日(Tue)
埼玉県の真ん中あたり、行田市というところに、よくいく日帰り温泉がある。今日は、そのお気に入り温泉のご紹介。
家からだいぶ遠いのに、それでもここに行きたくなるのには、ちゃんと理由がる。それは、お風呂のデザインだ。
ぱっと見た感じは、木目の色使いと、天然の岩肌、ぼんやりとした薄暗い照明。やわらかくて温かみがある雰囲気。ずっといても疲れない。ホームページにいくつか写真がある。
でもまぁ、それだけだとよくある普通の温泉と変わらない。他と違うのは、温かみがあるとか、美しいとか、単にそれだけじゃないところ。浴槽の大きさや幅や深さが絶妙で、体の大小に関わらずちょうどフィットする場所が沢山できるように作られている。岩肌のお風呂も、単に適当に岩を敷き詰めたのではなくて、頭を置くところ、寄りかかるところ、ちょうど上手く配置されている。ゴツゴツして見える岩肌に寄りかかっても痛くない。なるべく多くの人が、完全にリラックスしてお湯につかれるように、隅々まで考えられているようだ。
露天風呂は特にいい雰囲気がある。『露天にお風呂を作って、その周りに木を植えました』的な露天風呂はよくあるのだけど、ここの露天風呂はまるで庭。『お風呂の周りに木を植えた』のではなくて、『庭の真ん中にお風呂を作った』という感じのすばらしい佇まい。
本当に全身の筋肉のチカラを緩めてぐったりできる、絶妙な設計。他にもいろんな温泉にいくけれども、ここまでちゃんとできているお風呂は意外と少ない。ここのお風呂のデザインは最高です。
残念なのは、食堂の質がだんだん下がってきているような・・・。お風呂以外のサービスがもうちょっと充実してると最高なんだけどなぁ。
特に好きなお風呂はコレ。(施設案内より)
近い人は、ぜひお試しあれ。
公開日: 2009年01月20日(Tue)