Mac OSX 10.6 SnowLeopard に Apache + PHP5 をセットアップしたメモ。

ちょっとしたメモです。
開発環境を、Windows XP から全部 Mac に移行したいなーと思い、いろいろ調べ中&セットアップしてみ中&試し中です。今回は Apache + PHP5 のローカルホスト環境をセットアップしたメモ。

で、ズバリな記事(若干古いが・・・)発見なので、この記事に従ってやってみる。

とりあえず環境は・・・

今回セットアップするMacは下記の環境。

  • 初代 Mac mini (2010年6月発売のモデル)
  • Mac OSX 10.6.8 SnowLeopard

Xcode Tool と MacPorts が要る

とのことなので入れる。

まず、Xcode Tool

MacPortsの動作にはXcode Toolが必須。OSのインストールディスクから入れておく。最新版はAppleのデベロッパページから入手できます。コチラの記事を参照してください。

が、Xcode は前にインストールしたらしく、既に入っていたのでこの手順はスキップ。(記憶にない・・・)

それから MacPorts

MacPortsは、apt-get とか yum と似たコマンドだと思えばよいのかな?

記事の指南に従い、svn.macosforge.org 内のダウンロードページ に行ってみた。MacPorts-1.7.1-10.5-Leopard.dmg が一番新しそうだったので、これをインストールしようとしたら、SnowLeopard には入らなかったので、こっちの記事「Mac OS X Snow LeopardにMacPortsをインストールする方法」を参考にした。

http://www.macports.org/install.php から、SnowLeopard 向けの MacPorts-2.0.3-10.6-SnowLeopard.dmg を入手し、実行する。

入ったっぽい? ので、次へ。

パスを通す

ここから「ターミナル」の作業に入る。

先に、bash しといた方がいいのかな。

$ bash

自分のホームディレクトリの .bash_profle というファイルに、下記のように export を書き足す、とのこと。.bash_profle がなければ作成せよ、とのこと。

$ cd
$ vi .bash_profile
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

MacPortsをアップデート

MacPorts は、MacPorts を使ってアップデートするんだって。

$ sudo port selfupdate
$ sudo port sync

Apache2をインストール

$ sudo port install apache2

参考サイトによれば、インストールが終了すると、英語で「あれしてね。これしてね。」というメッセージが表示される とあるが、何も言われない・・・。心配だけど、次へ行ってみる。

PHP5をインストール

$ sudo port install php5

参考サイトによれば、同じくインストール終了後のメッセージに従ってみる とある、が、同じく何も言われない・・・。大丈夫かな??

Apacheの設定ファイルをコピー

$ cd /opt/local/apache2/conf/
$ sudo cp httpd.conf.sample httpd.conf

設定ファイルのサンプルとして用意されている httpd.conf.sample を、実際の設定ファイル名 httpd.conf として置いた。とりあえず、デフォルト設定、ということで。

・・・と思いきや! httpd.conf.sample は元々なくて httpd.conf がちゃんと置かれてた。

てことは、たぶんOKなので、次へ行く。
でもせっかくだから、逆に httpd.conf から httpd.conf.sample を作っとこうかな。バックアップ的な意味合いで。

$ cd /opt/local/apache2/conf/
$ sudo cp httpd.conf httpd.conf.sample

Apacheを起動してみる

$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start

この状態で、http://localhost/ にアクセスし、「It works!」 が表示されたら、起動成功している。

ここまで確認できたら、一旦Apacheを停止しとく。

$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl stop

PHP5を使えるようにApacheの設定を変更する

$ sudo vi /opt/local/apache2/conf/httpd.conf

して、

LoadModule php5_module modules/libphp5.so
Include conf/extra/mod_php.conf

を追記。

次に、mod_php.conf を編集する。

$ sudo vi /opt/local/apache2/conf/extra/mod_php.conf
<IfModule mod_php5.c>
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
</IfModule>

・・・と思いきや! 既に同じように書かれていたのでスキップ。

できたら、Apache を起動する。

$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start

PHP5が動いているか確認する

デフォルトのドキュメントルートは /opt/local/apache2/htdocs に設定されているので、このディレクトリに info.php を作って確認してみる。

$ cd /opt/local/apache2/htdocs
$ vi info.php
<?php phpinfo(); ?>

その後、http://localhost/info.php にブラウザでアクセスして、PHP5の情報画面が表示されたら大成功!

mbstring くらい入れときたい

表示された phpinfo() 画面を見ると、mbstring が入っていない。さすがにつらいので入れてみようと思う。

インストール可能なPHP5モジュールの一覧を表示してみる。

$ sudo port list php5-*

すると、すげー出てくる。
その中に・・・ちゃんとありました、php5-mbstring。

ということで、mbstringをportコマンドからインストールする。

せっかくだから、他にも欲しそうなモジュールは一緒にいれちゃう。さらに他にも必要な場合はお好みで。

$ sudo port install php5-mbstring
$ sudo port install php5-mysql
$ sudo port install php5-sqlite
$ sudo port install php5-gd
$ sudo port install php5-exif
$ sudo port install php5-zip
$ sudo port install php5-openssl
$ sudo port install php5-curl
$ sudo port install php5-ftp
$ sudo port install php5-pear

特にトラブルなく最後まで入った。そしたらApache再起動。

$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl restart

もう一度 info.php を見ると、もろもろ読み込まれているのが確認できる。

これにて、セットアップおしまい!
あとは、適宜 httpd.conf や php.ini を編集して上手いことチューニングする。

その他ちょっと覚えたこと

最近のMacに不慣れな中でやってみて、ついでに覚えたちょっとしたこともメモしておく。

MacOSXでルートユーザでログインするには

アップルのサポートページの記事『Mac OS X で「ルート」ユーザを有効にして使用する』を参考に。

まず、ルートユーザを有効にする、という手順が必要らしい。OSのバージョンによってやり方が異なるようだ。
今回の環境は SnowLeopard なので、Mac OS X v10.6.x 用の手順に従う。

以下コピペ。

  • Apple メニューから「システム環境設定」を選択します。
  • 「表示」メニューから「アカウント」を選択します。
  • 鍵アイコンをクリックし、管理者アカウントで認証します。
  • 「ログインオプション」をクリックします。
  • 右下の「編集」または「接続」ボタンをクリックします。
  • 「ディレクトリユーティリティを開く」をクリックします。
  • 「ディレクトリユーティリティ」ウインドウの鍵アイコンをクリックします。
  • 管理者アカウント名とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
  • 「編集」メニューから「ルートユーザを有効にする」を選択します。
  • 利用するルートパスワードをパスワードフィールドとその確認用フィールドに入力し、「OK」をクリックします。

その後、ターミナルから su - して、上記の最後の手順で登録したパスワードを入力したら、rootさんになれた。

須藤さんの設定ファイルは /etc/sudoers にある

須藤さんとは、sudo できる人のことです(勝手なこといいましたスミマセン)。
/etc/sudoers にあるので、このへんを参考に設定する。

ファイルを削除するときは Cmd+BackSpace

Deleteボタン押しても削除されないのですね、Macでは。Cmd+BackSpace で、選択したファイルを ゴミ箱 に送ることができる。

半角のバックスラッシュの打ち方は option(alt) + ¥

option(alt) + ¥ で出る、と教わりました。Windowsでは、そもそも半角バックスラッシュは¥と表示されてしまって紛らわしいが、マックではちゃんと半角バックスラッシュとして表示された。

まとめ

ちょっとしたメモ、のつもりが・・・長くなっちゃったw


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コヤナギ トモヤ

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