公開日: 2011年11月26日(Sat)
ちょっとしたメモです。
開発環境を、Windows XP から全部 Mac に移行したいなーと思い、いろいろ調べ中&セットアップしてみ中&試し中です。今回は Apache + PHP5 のローカルホスト環境をセットアップしたメモ。
で、ズバリな記事(若干古いが・・・)発見なので、この記事に従ってやってみる。
今回セットアップするMacは下記の環境。
とのことなので入れる。
MacPortsの動作にはXcode Toolが必須。OSのインストールディスクから入れておく。最新版はAppleのデベロッパページから入手できます。コチラの記事を参照してください。
が、Xcode は前にインストールしたらしく、既に入っていたのでこの手順はスキップ。(記憶にない・・・)
MacPortsは、apt-get
とか yum
と似たコマンドだと思えばよいのかな?
記事の指南に従い、svn.macosforge.org 内のダウンロードページ に行ってみた。MacPorts-1.7.1-10.5-Leopard.dmg が一番新しそうだったので、これをインストールしようとしたら、SnowLeopard には入らなかったので、こっちの記事「Mac OS X Snow LeopardにMacPortsをインストールする方法」を参考にした。
http://www.macports.org/install.php から、SnowLeopard 向けの MacPorts-2.0.3-10.6-SnowLeopard.dmg を入手し、実行する。
入ったっぽい? ので、次へ。
ここから「ターミナル」の作業に入る。
先に、bash
しといた方がいいのかな。
$ bash
自分のホームディレクトリの .bash_profle というファイルに、下記のように export を書き足す、とのこと。.bash_profle がなければ作成せよ、とのこと。
$ cd
$ vi .bash_profile
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
MacPorts は、MacPorts を使ってアップデートするんだって。
$ sudo port selfupdate
$ sudo port sync
$ sudo port install apache2
参考サイトによれば、インストールが終了すると、英語で「あれしてね。これしてね。」というメッセージが表示される
とあるが、何も言われない・・・。心配だけど、次へ行ってみる。
$ sudo port install php5
参考サイトによれば、同じくインストール終了後のメッセージに従ってみる
とある、が、同じく何も言われない・・・。大丈夫かな??
$ cd /opt/local/apache2/conf/
$ sudo cp httpd.conf.sample httpd.conf
設定ファイルのサンプルとして用意されている httpd.conf.sample を、実際の設定ファイル名 httpd.conf として置いた。とりあえず、デフォルト設定、ということで。
・・・と思いきや! httpd.conf.sample は元々なくて httpd.conf がちゃんと置かれてた。
てことは、たぶんOKなので、次へ行く。
でもせっかくだから、逆に httpd.conf から httpd.conf.sample を作っとこうかな。バックアップ的な意味合いで。
$ cd /opt/local/apache2/conf/
$ sudo cp httpd.conf httpd.conf.sample
$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start
この状態で、http://localhost/ にアクセスし、「It works!」 が表示されたら、起動成功している。
ここまで確認できたら、一旦Apacheを停止しとく。
$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl stop
$ sudo vi /opt/local/apache2/conf/httpd.conf
して、
LoadModule php5_module modules/libphp5.so
Include conf/extra/mod_php.conf
を追記。
次に、mod_php.conf を編集する。
$ sudo vi /opt/local/apache2/conf/extra/mod_php.conf
<IfModule mod_php5.c>
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
</IfModule>
・・・と思いきや! 既に同じように書かれていたのでスキップ。
できたら、Apache を起動する。
$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start
デフォルトのドキュメントルートは /opt/local/apache2/htdocs に設定されているので、このディレクトリに info.php を作って確認してみる。
$ cd /opt/local/apache2/htdocs
$ vi info.php
<?php phpinfo(); ?>
その後、http://localhost/info.php にブラウザでアクセスして、PHP5の情報画面が表示されたら大成功!
表示された phpinfo() 画面を見ると、mbstring が入っていない。さすがにつらいので入れてみようと思う。
インストール可能なPHP5モジュールの一覧を表示してみる。
$ sudo port list php5-*
すると、すげー出てくる。
その中に・・・ちゃんとありました、php5-mbstring。
ということで、mbstringをportコマンドからインストールする。
せっかくだから、他にも欲しそうなモジュールは一緒にいれちゃう。さらに他にも必要な場合はお好みで。
$ sudo port install php5-mbstring
$ sudo port install php5-mysql
$ sudo port install php5-sqlite
$ sudo port install php5-gd
$ sudo port install php5-exif
$ sudo port install php5-zip
$ sudo port install php5-openssl
$ sudo port install php5-curl
$ sudo port install php5-ftp
$ sudo port install php5-pear
特にトラブルなく最後まで入った。そしたらApache再起動。
$ sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl restart
もう一度 info.php を見ると、もろもろ読み込まれているのが確認できる。
これにて、セットアップおしまい!
あとは、適宜 httpd.conf や php.ini を編集して上手いことチューニングする。
最近のMacに不慣れな中でやってみて、ついでに覚えたちょっとしたこともメモしておく。
アップルのサポートページの記事『Mac OS X で「ルート」ユーザを有効にして使用する』を参考に。
まず、ルートユーザを有効にする、という手順が必要らしい。OSのバージョンによってやり方が異なるようだ。
今回の環境は SnowLeopard なので、Mac OS X v10.6.x 用の手順に従う。
以下コピペ。
その後、ターミナルから su -
して、上記の最後の手順で登録したパスワードを入力したら、rootさんになれた。
須藤さんとは、sudo できる人のことです(勝手なこといいましたスミマセン)。
/etc/sudoers にあるので、このへんを参考に設定する。
Deleteボタン押しても削除されないのですね、Macでは。Cmd+BackSpace で、選択したファイルを ゴミ箱 に送ることができる。
option(alt) + ¥ で出る、と教わりました。Windowsでは、そもそも半角バックスラッシュは¥と表示されてしまって紛らわしいが、マックではちゃんと半角バックスラッシュとして表示された。
ちょっとしたメモ、のつもりが・・・長くなっちゃったw
公開日: 2011年11月26日(Sat)