公開日: 2008年02月13日(Wed)
WIRED VISION 「ミニチュア模型」風のTokyo:チルトシフト撮影で捉えたシリーズ で紹介されていた http://www.cityshrinker.com/。ミニチュア「風」の撮影テクニックで撮った実際の東京だというが、ミニチュア風だと説明されなければ、ミニチュアだと思ってしまう。
建物も自動車も遠い景色も人間も、本物なハズなのに、この巧妙なニセモノ感。もしもこれが本当にミニチュアだったとしたら、「すげー!なんてリアルなっ!」って言っていたであろうに、本当は本物なので、ここから感じるのはニセモノ感。本物なのにニセモノっぽい、もしもニセモノだったとしたらすごく本物な、本物は何でニセモノは何かわからなくなるような、そういう感覚。すごくバーチャルな、実はリアル。変な感じ。
日々、すごくリアルに溶け込んでいると思っている東京も、実は目を細めてみたりすると、こんな風に見えたりするのかしら。何かイヤーなことがあっても、「ぜーんぶニセモノ、模型でしたっ!」みたいな気分になれそうな気がする。
写真は奥が深いなぁ。と、つくづく思う。見たままが写っているハズなのに。不思議。
すげーと思って真似てみようと、見た瞬間はいつもそう思うのだけども、実際にやってみるところまでは中々いけない。子供が生まれたときに気合入れて買った一眼レフのデジタルカメラも、ほとんどいじくっていないまま隅に置かれている。これじゃ写真なんて撮れるようにはなりませんわな。飽きっぽいのかしら(知ってたけど)。
望遠レンズか接写レンズを買ってもらったら、もう一度がんばって挑戦することにしよう。
公開日: 2008年02月13日(Wed)