公開日: 2008年09月04日(Thu)
久しぶりの記事なのに、古いネタ。2008年8月2日放送のNHKサイエンスZEROより、酸化チタンを使った太陽光発電技術の話題をメモ。
国家プロジェクト『ソーラークエスト』(?)だか、よく分からないが、東京大学 先端科学技術研究センターという所の研究。
ソーラーパネルに使われているシリコン材は、高価であることや、加工の過程で多くのCO2を排出するなどの問題があり、(理由はそれだけではないにしろ)日本での普及は伸び悩んでいるそうだ。2004年に、太陽光発電の累積導入量において、日本はドイツに抜かれている(ITpro記事)。
今回番組で紹介された技術は、シリコンの代替として酸化チタン(二酸化チタン)を使う。酸化チタンは、シリコンよりも安価で、手に入りやすい素材だとのこと。従来の太陽電池と比べてコストを1/3程度に抑える目標。
コレのスゴイと思ったのは、次の点。
次の画像は、ペラペラなフィルムに貼り付けられたパネル。
ちなみに、およそ10年後(2020年前後か)の実用化が目標だそうだ。
公開日: 2008年09月04日(Thu)