ブレイン・コンピュータ・インターフェイス、実用化なのか?

Markezine の記事 ホンダら3社、考えるだけでロボットを操作できる技術を開発 より。

記事中では、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)と呼んでいるが、2007年の10月に書いた記事 マトリックスな世界 で触れた BCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)と同等のものだろうか。

当時紹介した BCI の記事(WiredVision) (2004年1月)で書かれている技術は外科手術により脳に電極を埋める とされているが、今回のホンダら3社の BMI は、頭皮上の電位変化を計測する脳波計と、脳血流の変化を計測する近赤外光脳計測装置を併用 とある。切開しなくてもヘルメットとかを着用するだけで使えそうだ。

新しい未来的な技術だ。前のBCI はマトリックスとか攻殻機動隊とかの世界を連想したが、今度の BMI は エヴァンゲリヲン に近いかな? マッスルスーツ的なものもできそうな気がする。自動車椅子とか。バーチャルリアリティ的なロボとかと組み合わせたら、かなりリアルな遠隔会議室が実現できそうだ。

記事を読むと、まだ実用化に至るには少し時間が要りそうな雰囲気だが、何はともあれ、「電極を脳に埋め込む」ということに無条件の脅威を感じていただけに、埋め込まなくても使えるというのは、なんかだいぶ安心感が出たと思う。

「ホンダら3社」とは、次の3社。


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