HTMLは人類史上最もユニバーサルな情報媒体。な、はず。

今日の話題は、2009年6月9日放送の爆問学問 FILE074:「私は ここに いる」 より。

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これら一連の画像に写っているのは、点字ディスプレイ。目が見えず、耳が聞こえない東大教授・福島智先生が、おそらくウェブを読んでいる映像だと思う。

僕はこの放送で初めて点字ディスプレイを見た。ウェブ制作のプロという立場でありながら、これまでこうした機器を「見たことすらない」ということを、大変恥ずかしく思う。おそらくこれが、CSSのメディアタイプでいうところの「braille」に当たる機器なのだろう。

  • ラジオを聴くには聴覚が必要。
  • テレビを観るには視覚と聴覚が両方必要。
  • 書籍を点字で読むには、点字に翻訳された専用の本を作る必要がある。

という、これまでの様々なメディアの中にあって、ウェブ(を構成するHTML)は、同一の表現(ワンソース)で、視覚障害者にも聴覚障害者にも健常者にも、等しくメッセージを伝えられる可能性を持っている(ワンソースマルチユース)。おそらく人類史上最もユニバーサルにデザインされた情報媒体だと言えるだろう。

だのに、僕のようなウェブ制作屋のおそらくほとんどが、点字ディスプレイや音声読み上げブラウザのような端末のことをよく知らずにウェブを作っている。そんな人たちが作ったウェブ世界は、彼らの目にはどのように見えているのだろうか。

僕たちウェブ屋は、このことについて もっともっともっとよく知る必要がある。

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ときにはデザイナ、ときにはディレクタ、ときにはプログラマ、ときには何でも屋と、ウェブの世界で未熟ながらもいろいろやっている、コヤナギトモヤです。

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